医療コラム
医療コラム
上野芝駅、津久野駅ともに徒歩約10分、駐車場13台完備。土曜日も17時まで診療しています。
前回、根管治療のお話で、歯科用ルーペについて記載しました。
歯科用ルーペとはその名の通り、非常に細かく複雑な歯科治療でお口の中を拡大してみるもののことです。
このようなアイテムにはルーペの他にマイクロスコープと呼ばれるものがあります。
(残念ながら当院に現在マイクロスコープはございません。)
マイクロスコープは非常に高価ながらも、拡大率の調整可能で、30倍に至るものもあり、拡大視野の王様ともいえます。
しかしながら診療チェアに備え付けたり、天井から吊り下げたりと、設置方法に制約があり、機動力に欠けるのが
デメリットともいえます。
歯科用ルーペは拡大率は劣るものの、この機動力の点については非常に優位性のあるものとなります。
多くのメーカーのルーペがあり、歯科医師によって好みが分かれるところではございますが、
マイクロスコープより安いとは言っても実は数十万円はするアイテムです。
当院ではXenosys社製のルーペを使用しています。
非常にクリアな視界で様々な処置において活躍しています。
※ただし全ての処置に使用するわけではなく、必要に応じて使用しています。
手探りや感覚を頼りにする世界から、見える世界へ。
特に保存的な治療には必要不可欠ではないでしょうか。