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矯正歯科

矯正歯科|堺市西区の歯医者なら、せこぐち歯科クリニック

上野芝駅、津久野駅ともに徒歩約10分、駐車場13台完備。土曜日も17時まで診療しています。

矯正歯科とは

矯正歯科とは、ご存じの通り歯並びを治す診療になります。
一般的に「歯並びを治したい」という目的は、見た目の改善が大きな要素を占めますが、矯正治療はそれ以上のメリットをもたらす事もあります。
それはできる限り理想的な噛み合わせに近づけることで、それぞれの歯本来に正しい役割を与える事です。
もちろんきれいな歯並びはお口の衛生管理にも影響します。複雑な歯並びは日々のセルフケアに非常に苦労することが多いです。
噛み合わせの異常「不正咬合」は特にお子様の顎顔面の成長に対し、悪影響を与えることもしばしばあり、人生100年時代で健康的な生活を送るうえで、とても重要視されています。

ご自身やお子様で、歯並び・噛み合わせに関してお悩みがある方は、ぜひ一度、気軽にご相談ください。

総合歯科で行う矯正歯科の
メリット

せこぐち歯科クリニックは、一般歯科・小児歯科はもちろん、口腔外科・矯正歯科など専門性の高い分野についても、各分野の認定医が在籍する総合歯科医院です。

患者様からはよく、
「かかりつけの歯医者では矯正をしていないと言われた」
「矯正歯科から、むし歯治療を別の医院で受けてくださいと言われた」
といったお声をいただきます。

矯正治療の過程では、むし歯治療や必要な抜歯、定期的なメインテナンスなど、他分野の診療を組み合わせる必要が出てきます。

それ自体は悪いことではありませんが、一つの医院で全ての治療が完結できれば、患者様の負担や通院の手間を減らし、よりスムーズな治療を実現できると私たちは考えています。
せこぐち歯科クリニックでは、矯正治療中のむし歯治療・必要な抜歯・定期メインテナンスまで、一貫してサポートいたします。

各分野の認定医が連携し、患者様お一人おひとりに最適な治療計画をご提案いたします。
※症例によっては、大学病院などの高次医療機関での治療をおすすめする場合もございます。あらかじめご了承ください。

イラストで見るさまざまな歯並び

叢生

叢生

上顎の糸切り歯(犬歯)が歯並びから飛び出している状態を八重歯といい、歯並びが凸凹になっている状態を、乱ぐい歯といいます。これらは歯並びが悪い状態を指し、叢生とも呼ばれています。顎が小さいと歯が生える十分なスペースがないため、歯と歯が重なり合って、叢生が生じると考えられています。叢生は、歯みがきの時に歯ブラシが届きにくく、歯と歯の間に食べかすがたまり、むし歯や歯周病が起こりやすくなるかもしれません。

上顎前突

上顎前突

上顎の前歯が前に傾斜していたり、歯が前に突き出していたりする状態で、一般的に「出っ歯」と呼ばれています。見た目の問題や発音障害が生じるほか、口をしっかり閉じられないことで、口呼吸が習慣となり、口腔内の乾燥によりむし歯や口臭が起こることがしばしばあります。噛み合わせにより、下の前歯が上の前歯の裏側の歯ぐきを傷つけてしまうこともあります。

下顎前突

下顎前突

下顎が上顎より前に突き出ている状態のことで、一般的に「受け口」と呼ばれています。また、噛み合わせが反対になるので「反対咬合」とも呼ばれています。上下の前歯の傾きに問題がある場合と、下顎が大き過ぎたり、上顎が小さ過ぎたりする場合とがあります。顎の大きさが原因の場合、顎の骨の成長の目途がつくまで、経過を追っていく必要があります。うまく噛めないという症状だけでなく、聞き取りにくい話し方(発音)になることも少なくありません。一般的な歯科矯正では、歯の移動によって治療を行いますが、骨格異常や噛み合わせのずれが大きい場合は、外科手術が検討されることもあります。

開咬

開咬

上下の前歯がきちんと咬み合わない状態のことをいいます。前歯で食べ物をうまく噛み切ることができないだけでなく、正しく発音ができなかったり、咀嚼がうまくできなかったりということも特徴として挙げられます。小さな頃の指しゃぶりや舌で歯を押す舌癖、遺伝的な問題も原因といわれています。

交叉咬合

交叉咬合

正常咬合では、上の歯が下の歯を覆うように噛み合うべきところ、一部の歯で上下の歯が反対に噛み合ってしまう噛み合わせの異常です。特に奥歯で多くみられ、顎のずれや顔の歪み、頭痛や肩こりなどの原因となることがあります。早期の治療開始が重要で、不正咬合の原因となる指しゃぶりなどの癖を改善したり、上顎を広げる拡大床やワイヤー装置を用いたりします。

小児矯正と成人矯正

お子様から始める矯正と大人になってから行う矯正の違い

この違いは成長過程を利用した矯正計画を立てれるかどうかに違いがあります。
特に顎の成長というのは非常に複雑で成長速度は人により異なり、また成長方向や成長の量は周りの組織の影響を強く受けます。
お子様の歯並びが形作られることには、機能的な影響も強く受けると考えられています。
もちろん成人の患者様でも、これらのお口の機能は歯並びに後天的に影響すると考えられます。

また小児矯正と成人矯正はそれぞれ1期矯正、2期矯正とも呼ぶことがあります。
成人矯正を2期矯正と呼ぶというより、小児矯正を経ても成人と同様の矯正治療を必要とするケースもしばしばございます。
その場合、小児矯正から成人と同等の矯正治療へ移行するので、1期矯正・2期矯正と呼ばれます。

当院の矯正治療の進め方

1

矯正相談

院長による簡易な矯正相談に関しましては無料でお答えいたします。
どういった矯正治療になることが予想されるのか、料金はどのようになるのか、予想治療期間や、望ましい開始時期をお答えします。
詳しい治療方針は次に続く矯正精密検査の診断結果に基づき、矯正担当医(日本矯正歯科学会 矯正認定医)が決定します。
無料相談でも概ね見通しは立ちますが、矯正ならではのきめ細やかな視点もございますので、より詳細な矯正に関するご相談をご希望の方は矯正精密検査の受診をおすすめしております。

2

矯正精密検査

矯正治療では歯並びだけでなく、お顔のバランスまで含めて治療計画を立てます。
精密検査では顔貌写真、各種エックス線撮影、お口の中の資料どり(型取り、あるいは口腔内スキャナによるスキャン)を行います。

3

検査結果の説明

検査結果に基づき、治療方針を説明します。

4

矯正治療開始

矯正治療は保険外診療です。矯正診療日を設定しておりますので、その日に合わせてご来院いただきます。お口の経過観察や、矯正器具の調整、装置をうまく使えているかの確認など実施します。来院の都度、矯正再診料として5,500円をお支払いいただきます。(月に1回の支払いを限度)
※矯正治療の進行等に不具合のある汚れなどは清掃を行いますが、日々のメインテナンスに関しましては別途ご来院いただくようお願いしております。

矯正治療は長期間にわたる治療となります。
せこぐち歯科クリニックではむし歯治療などの一般歯科はもちろんのこと、口腔外科を専門とする歯科医師、矯正治療を専門とする歯科医師も在籍し、総合歯科としてできる限り当院で全て対応できるような診療体制を整えています。
また矯正治療中はお口の中に装置を装着することで、日々のブラッシングをより頑張っていただく必要があります。お口の中の衛生管理に関しましては、各患者様に決まった歯科衛生士が担当する担当歯科衛生士制としておりますので、矯正治療中のお口の健康維持もお任せください。