むし歯予防について｜医療法人精良会 せこぐち歯科クリニック｜堺市西区の歯医者

前回はむし歯の病態についてお話しました。未読の方は先にそちらをご一読ください！

むし歯とは、①お口の中に残った糖（スクロース）から、②むし歯菌が酸を作り出すことで、③時間の経過とともに、④歯が溶けてしまう、そんな病気であるとお話しました。

むし歯予防って難しいと思うのですが、学問上は上の①〜④のいずれにアプローチしてもむし歯は成立しにくくなるとされています。

①に対してアプローチすると、糖（スクロース）を無くす

②に対してならむし歯菌を無くす、③ならば時間を与えない、④に関しては歯がないとそもそもむし歯にならない、という少し乱暴な考えになってしまいますが。

実際にむし歯予防として現実的なものは、糖（スクロース）に対するアプローチと、むし歯菌が活動する時間へのアプローチかと思います。

なので、「甘いものはむし歯になる」「食後は早く歯を磨こう」と言われるんですね〜。

むし歯になりたくない。そんな一心で神経質になりすぎる必要はありません。

気をつけておく。それくらいの気持ちで大丈夫です。全てゼロにしようとするのではなく、今より少し工夫をしてみようかな？といった意識からまずは始めてみると良いかもしれません。

食事指導も含めて当院では予防に力を入れています。患者様それぞれに適した予防方法があると思いますので、ご興味のある方は一度ご相談ください。